メイクは完璧に落として寝る

メイクは完璧に落として寝る

「メイクを落とさないで寝る」は禁止

 

続いては、夜のクレンジングや洗顔についてです。

 

お休み前の「メイク落としの極意」をお教えします。その極意とは、

 

「クレンジングは、心を込めて、アッサリと」

 

クレンジングについての詳しい話を始める前に、強調しておきたいことが1つあります。

 

「顔を洗わずに寝る」という習慣は、この世でもっともおぞましい「バッドエイジング」行為の1つです。

 

絶対ダメです!

 

さすがによほど泥酔なさったのでもなければ、顔をまったく洗わずベッドへ……という方は、いらっしゃいませんよね。

 

でも、連日の残業でお疲れだからと「ぱぱぱ」とクレンジングを済ませがちだ、という方は?

 

心当たりのある方は、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。

 

朝美しいメイクも、夜にはただの汚れになる

 

朝、お出かけ前に肌の上にのせたファンデーションやチークは、日中に分泌された汗や皮脂、外気のホコリなどと混ざって、ご帰宅時には単なる「汚れ」になりはてています。

 

さらに、日中分泌された皮脂自体も、紫外線などの影響でどんどん酸化していきます。

 

皮脂が、お肌を守る大切な味方から、ダメージを与える敵に変わってしまうのです。

 

例えばスクワレンや不飽和脂肪酸は、酸化によって脂質過酸化物となり、肌のバリア破壊を誘導することがわかっています。

 

「美肌は夜につくられる」。

 

これは皮膚科学的にも正しく、肌の新陳代謝は夜、寝入った後の数時間にだけ活発になることがわかっています。

 

というのも、お肌に限らず、全身の傷ついた細胞を修復したりキレイにしてくれる成長ホルモンが大量に分泌されるのは、夜だからなのです。

 

顔を洗わずに寝るというおぞましい行為は、本来ならお肌をキレイにするゴールデンタイムを「肌の表面に汚れたフタをしたまま」で過ごすということです。

 

フタをされている間、垢ははがれ落ちずに肌表面にたまるしかありません。

 

結果、くすんでゴワついた老け肌になってしまうのです。

 

美しくなれたはずの夜を十分に活用できないばかりか、逆に肌に汚れを定着させるのに使うだなんて、本当に人生の損失ですよね!

 

とにかく、メイクは「朝にはメイクだったはずの汚れ」「朝には大切な保湿成分だったはずの破壊者」です。

 

メイクは何があってもパーフェクトに落としてから休むようにしましょう。