正しい洗顔のポイント

正しい洗顔のポイント

美肌を磨く正しい洗顔3つのポイント

 

じつは危険な『たっぷり泡』

 

テレビのコマーシャルでよく見る、モコモコとまるで雲のように泡立たせての洗顔があります。

 

たっぷりの泡に包まれて、いかにも「洗った!」という達成感が得られそうですね。

 

が、しかし!この「たっぷり泡」こそが、「脱脂のし過ぎ」と「phの異常」を招く原因になっているかもしれないのです。

 

まず、脱脂のし過ぎについて。モコモコの泡は、肌の潤いを保つために欠かせない肌表面の「皮脂」を過剰に取り除き、肌内部の「天然保湿因子(NMF)」と「角質細胞間脂質」を溶け出させ、ドライスキンを招きかねません。

 

これは、感覚的にもわかっていただけると思います。

 

「phの異常」についてはピンとこない方が多いと思いますので、少し説明いたします。

 

モコモコと発泡させるにはアルカリ性成分の力を借りている要因が大きいのですが、お肌の本来のphは「弱酸性」です。

 

お肌にとっては、この発泡成分がけっこう負担になるんです。

 

肌は、アルカリ性に傾いてしまうと頑張って弱酸性に戻そうとするので、余計なエネルギーを使うことになってしまいます。

 

肌がアルカリ性に傾くことによって、肌内部の水分を保とうとする機能(ラメラ構造)が乱れることになります。

 

角質細胞間脂質がさらに溶け出しやすい状態になってしまうのです。

 

それだけでなく、ニキビや肌荒れの原因になる「悪玉菌」(アクネ菌や黄色ブドウ球菌など)が住みやすい環境になることもわかっています。

 

以上ような理由から、私のオススメは「弱酸性」で「アミノ酸系」とうたった洗顔料を使って洗顔することです。

 

 

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慣れないうちは「何これ、頼りない……」と感じますが、汚れを取るのには十分ですし、なにより肌はよろこびます!

 

「摩擦」こそ、いちばんの敵

 

肌の「バッドエイジング」を加速するのは、なんといっても「摩擦」です。

 

パートナーの男性に頬ずりされるのはうれしい。

 

けれどそのヒゲ面でジョリジョリされるとお肌が傷つくんですけど……などとご主人や彼氏を責める前に、いちばんあなたの肌を摩擦しているのはどなたなのか、考えてみてください。

 

そう、ほかでもない「あなた自身」が、毎日のスキンケアやメイクのときに、ご自身の手による摩擦で肌のエイジングを加速させているのです!

 

とくに洗顔時は、肌が濡れていてダメージを受けやすい状態なので、ゴシゴシと力を入れてこすり洗いするのは絶対にNGです!

 

時間節約のためにと、肌を「泡立て場所」にするのはもってのほかです。

 

弱酸性で泡立だないタイプの洗顔料を使う場合も、十分な滑りが得られるように、量をケチらないようにしましょうね。

 

そして、なんといっても肌にとって危険なのが、タオルを使う時です。

 

お顔を洗った後に、タオルを使うときには、決してぬぐって水分を取ってはいけないのです!

 

「顔を拭くという感覚ではなく、吸水する」ということを強く意識してください。

 

どんなに高級なタオルをお使いであっても、肌にとってその摩擦力はゴジラ級のダメージです。

 

夕オルをやさしいタッチで軽〜く肌に当てるようにして水気を取りましょう。

 

体温以上は「熱湯」と心得て

 

熱めのお湯での洗顔。

 

寒い時期はとくに気持ちがいいですね。

 

朝からシャキッと目覚めるためにも効果的な気がします。

 

ところが、肌からすると、体温より高温のお湯での洗顔はNGになります。

 

その理由として、体温より高い温度で洗顔することによって、皮脂を取り過ぎてしまったり、肌の潤いを保ってくれるセラミドなどの細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)の流出につながってしまい、乾燥の原因となってしまうからです。

 

「こんなんじや生ぬるい!」と感じる32〜33℃のお湯(というより「冷たくない水)で洗うのがベストです。

 

 

 

 

 

以上、三つのポイントを挙げましたが、結論は「洗顔は、肌にとっては、試練です!」

 

1つかさねて強調します。

 

乾燥、くすみ、赤ら顔などのトラブルで悩む方は、まず洗顔の見直しを実践してください。その結果、びっくりするくらい調子が良くなる方もいらっしゃいます。

 

「ちゃんとケアをしているはずなのに乾燥する」とお悩みの方は、洗顔法に原因かおる可能性大ですよ。

 

あなたのお顔を「バッドエイジング」させるのも、「ウェルエイジング」を勝ちとるのも、あなた自身の「洗顔の習慣」によるところが大きいのです。