洗顔のし過ぎはニキビには逆効果

洗顔のし過ぎはニキビには逆効果

ニキビ肌だからと洗顔をがんばり過ぎないこと

 

洗顔法は、ニキビのセルフケアにおいても、とても重要です。

 

しかし、スキンケアをよく勉強している方にありかちなのが、「洗い過ぎ」のニキビケアです。

 

「皮脂が出過ぎてニキビになるのだから、サッパリと皮脂を洗い落とさなければ!」

 

とばかり、1日に2〜3回、強い洗浄力の洗顔料でゴシゴシと洗うのを習慣にしている方、その洗顔方法は要注意です。

 

頬を触ってみてください。カサカサと乾燥しているような感じはありませんか?

 

もしカサカサしているようであるならば、「ニキビを治そうと頑張りすぎてしまって、肌全体の保湿がきちんとできていない」という証拠です!

 

数個あるニキビをなんとかしたいがために、顔全体の肌の美しさを台無しにしているかもしれません。

 

大人のニキビ肌は乾燥リスクが高い

 

「ニキビケア」と大々的に宣伝しているスキンケア商品を使い過ぎて肌が乾燥してしまってどうしようもなくなり、皮膚科を受診する人も少なくありません。

 

大人ニキビ(成人ざそう)体質の方の多くが、脂漏性皮膚炎も併発していると考えられます。

 

脂漏性皮膚炎は、肌のバリアが壊れて過敏な状態ですから、できるだけ刺激をしないスキンケアが鉄則です。

 

ところが、皮脂をサッパリ取り除く基礎化粧品は、えてして10代の思春期から20代前半の「皮脂分泌が過剰な肌」に合わせて開発されたものが多く、20代半ば以降の大人の肌には合わないことも多いのです。

 

「しっかり保湿しながらニキビケア」というポイントを、ぜひお忘れなく。

 

洗顔とは少し話がそれますが、「隠し過ぎ」もニキビ悪化の原因になります。

 

ファンデーションやコンシーラーを厚く塗ったり、マスクをつけたり、髪で額を覆ったりといった「ニキビを隠す」行為こそが、ニキビを悪化させるのです。

 

そもそもニキビというものは、詰まった毛穴の中で菌が繁殖し、その菌のせいで炎症を起こしてしまっている状態です。

 

毛穴の入り口部分のの角化異常、そして皮脂の過剰分泌のせいで毛穴が詰まってしまい、「嫌気性(空気の通りがよい環境を嫌う)」のアクネ菌(二キビの原因菌)が繁殖して動きが活発になっているのです。

 

そんなときにコンシーラーを厚く塗ってニキビの表面を覆うと、ますます皮脂が詰まります。

 

マスクをつければ湿気もこもり、アクネ菌のパラダイスに!

 

さらにマスクや髪の毛の毛先は、炎症を起こしている患部に刺激を与え続けることなります。

 

ニキビの治療は、皮脂詰まりを解消すること。

 

そのために皮膚の代謝を良くすることが第一です。

 

ここは腹をくくって、「ニキビは、隠さない」。そのほうが治りやすいですよ。

 

ファンデーションは厚く塗らずに、油分の少ないパウダータイプをごく軽く。

 

ポイントメイクで目や口元を際立たせれば、ニキビが目立だなくなるようです。

 

そして、セルフケアでもなかなか治らないニキビは、皮膚科にご相談を。

 

「ニキビくらいで受診していいの?」とおっしゃる方がいますが、ニキビは「慢性炎症性の皮膚疾患」ですので、皮膚科で治療を受けるべきなのです。

 

保険が使える治療薬も最近では多く登場しているので、お金の面でも受診しやすくなっています。