美肌をつくる、7大栄養素「鉄」

美肌をつくる、7大栄養素「鉄」

日々の健康、そして美容を力強くサポート

 

一般的にあまり知られていないことですが、肌と鉄は密接な関係があるんです。

 

実は鉄は、皮膚と粘膜を作るのに必要となる栄養素で、しかも美肌を目指すためになくしたいシミやニキビを解消し、ハリのある肌を作ってくれる働きがあるからです。

 

たんぱく質と同じように、コラーゲンを作り出すために鉄も欠かせない成分なんです。

 

ここまで説明するだけで、十分摂取しなければならない栄養素なんだということがわかっていただけたかと思います。

 

そして、顔を老けて見させる天敵といえばシミやくすみが挙げられます。

 

シミやくすみを隠したい人は、コンシーラーやファンデーションでカバーするとか、サプリメントを飲んで何とかしようとしたりして、毎日努力していると思います。

 

しかし、シミやくすみを解消するいちばんいい方法は、鉄を摂取することなんです。

 

シミは、紫外線が原因となって体内にできてしまう活性酸素が原因となって現れるものです。

 

体内の活性酸素をなくせばシミを解消することができるのですが、活性酸素をなくす成分の一つがカタラーゼという酵素です。

 

このカタラーゼを生成するのに必要なのが鉄であり、体内でたくさんカタラーゼが生成されるようになれば、できてしまったシミやくすみを解消することもできるのです。

 

また、ニキビで悩んでいる人も多いと思います。

 

ニキビの中でも口周りやあご周辺にできるニキビに共通する原因も、鉄欠乏によるものなのです。

 

貧血なのかどうかをみるとき、赤血球内のヘモグロビンの量などを測定するのが一般的に知られていると思いますが、貧血かどうかを判断する時は正確には貯蔵鉄であるフェリチン値を基準としています。

 

血中のヘモグロビンの量が少なくなってくると、貯蔵してあるフェリチンがヘモグロビンを血中に補給してくれるのです。

 

身体はこのような仕組みになっているので、フェリチン値を測定することで、より潜在的な貧血を見分けることが可能となります。

 

そして、そんな潜在的な貧血状態になると、色々な肌トラブルに悩まされる恐れがあります。

 

いつもニキビに悩んでいる人の場合は、このフェリチンの値が低い場合がほとんどのケースです。

 

さらに、ニキビだけでなくて、肌がくすんでいたり、顔色も悪くなってきます。

 

また、美容の大敵である目の下のくまですが、くまができる原因も鉄不足によるものです。

 

そのほか、鉄不足によりさまざまな体の不調が起こる可能性があります。

 

原因不明の頭痛、めまい、集中力なかったり、続かなかったり、いつもイライラしているなどといったものも、鉄不足が原因の場合が多いのです。

 

このように鉄は女性の美容のために欠かせない成分なのですが、女性は鉄不足になりやすいというもの現実です。

 

なぜなら、生理のため出血しますし、それだけでなはく鉄は汗や尿、便からも体外に排出されてしまうのが原因です。

 

出産を経験するといきなりシミが増えるというのは、妊娠や出産で体内の鉄が大量になくなってしまうからです。

 

つまり、ちゃんと鉄を摂取しておけば、シミが増えることを予防できるのです。

 

では、鉄を摂取しようとするとき、あなたはどんな食品から摂ろうと考えますか?

 

良く言われるように、ほうれん草や小松菜、プルーンから摂るといいのでしょうか?

 

おすすめする食材は、豚レバーや鶏レバーです。

 

そして、牛の赤身、カツオ、マクロ、赤貝など動物の食材です。

 

鉄といっても、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があるのをご存知ですか?

 

病院で鉄を処方される場合、その成分は非ヘム鉄がほとんどです。

 

非ヘム鉄は、体内での吸収率がたった5%以下しかありません。

 

さらに、胃をはじめとする消化器官にダメージを与えてしまうので、胃のむかむか、気持ち悪いなどの副作用を引き起こす場合もあります。

 

その一方で、ヘム鉄の体内での吸収率は非ヘム鉄の5〜10倍もあります。

 

胃のむかむかなどの副作用もないので安心です。

 

鉄といったらほうれん草や小松菜などを想像してしまいますが、そのような植物性食品から摂れるのは非ヘム鉄です。

 

動物性食品にはヘム鉄が含まれているので、鉄を効率よく体内へと摂りいれるためには動物性食品を食べるのがいいのです。

 

また女性に好まれているプルーンも鉄の摂取には向いていません。

 

プルーンの鉄はペクチンという食物繊維にカバーされているので、便秘解消には効果がありますが、それと一緒に鉄も出てしまいます。

 

非ヘム鉄の吸収をなるべく多くしたい場合には、ビタミンCやたんぱく質を一緒に摂ることが重要です。

 

これと反対に、緑茶や紅茶、コーヒーなどは非ヘム鉄と一緒に摂ってはダメです。

 

それらの成分に含まれるタンニン、玄米や雑穀などに含まれているフィチン酸という成分がありますが、その働きは非ヘム鉄の吸収を妨げてしまいます。

 

鉄を効率よく体内に摂りこみたい時には一緒に摂らないようにするのが正しい方法です。

 

しかし、動物性の食品に含まれるヘム鉄ならばタンニンやフィチン酸の影響をうけることがないため効率よく鉄を補給できます。

 

鉄を含む食材

 

  • 豚・鶏レバー、牛赤身肉、カツオ、マクロ、あさり、煮干し etc.