UVを浴びた時の処置法

UVを浴びた時の処置法

太陽光を浴びてしまった!そんなときのレスキューケア

 

365日欠かさずしっかりUV対策。それでも毎日アクティブに暮らしを楽しむ女性たちには、うっかりノーケアでUVを浴びてしまった……なんて失敗も避けられないでしょう。その結果の典型は、UVBによる「日焼け」ですね。

 

ここでは、やむを得ず太陽光をたっぷり浴びてしまったときのケアについてお伝えします。

 

日焼け後ケアの第一は「保温」

 

繰り返しますが、日焼けは炎症であり、やけどです。まずは冷やしましょう。もしも痛みがピリピリどころか、ガマンできないほどだとか、皮膚が赤いというよりただれているようなら、「たかが日焼け」とあなどったり恥ずかしがったりせずに、皮膚科へ急行! 夜間なら、救急にかかったほうがいいくらいのこともあります。軽症にせよ重症にせよ、処置は早いほうがいいのです。

 

重症なやけどに至らなくても、「今日は、問違いなく浴びちゃったな〜」という日には、あきらめずにアフターケアで挽回しましょう。

 

アフターケアの第一は「保湿」です。

 

UVに攻撃されると「表皮」のガード担当である「角層」がダメージを受けます。肌にとっては、すでにNGと申し上げた「こすり洗顔」と同じく、大ダメージです。そこで肌は「ターンオーバー(肌の生まれ変わり匸を過剰に速めます。その結果、大事な脂質のバリア(角質細胞問脂質)までが少なくなってしまいます。

 

このあたりの仕組みは後で詳しく説明するとして、とにかく、UV攻撃により肌は非常に乾燥しやすくなると覚えてください。

 

ですからバカンス先には、ご愛用の保湿ローションを多めに持参されることをおすすめします。

 

外から保湿するだけでなく、体の中からのアフターケアもお忘れなく。とくに欠かせないのは、やはり「ビタミンC」です。

 

「今さらビタミンCなの?」とお思いですか?ビタミンCはスーパー美容成分なのですよ!その肌への働きは……。

 

  • メラニンの生成を抑える
  •  

  • 抗酸化パワーも発揮
  •  

  • 真皮のコラーゲンの生成にもプラスにかかわる

 

日焼けの前後には、サプリで1日1000mgくらい摂取したいところです。

 

ただし柑橘類の果汁をパックやローションにして肌に塗るのはNGです! その昔、スライスレモンを肌にのせる「レモンパック」が流行したことかおりましたが、じつは肌にはむしろ逆効果。柑橘類の皮に含まれる「ソラレン」という物質が肌の上でUVに反応すると、日焼けを促進させる作用があるのです。

 

「バーベキューで、カクテル係としてレモンを搾っていたら、手首が『まだら』に日焼けしてしまった」という人を聞いたことがあります。2ヵ月くらい経って「表皮」が生まれ変われば自然と目立だなくなるのですが、知らなければ、かなり仰天する症状ですよ。

 

ビタミンDはサプリで補給

 

というわけで、ここまでUVを散々悪くいってきましたが、いいことを何もしてくれないわけではありません。

 

なんといっても、皮膚で「ビタミンD」をつくる働きがあります。

 

ビタミンDは骨の代謝にかかわっていて、骨粗しょう症の予防や、免疫力を高める作用があります。特に女性にとって、大事な成分の一つです。
日光浴によって皮膚でビタミンDがつくられるためには、両手の甲くらいの面積の肌で、1日15分程度浴びれば十分といわれています。UVによる光老化のマイナスの影響を考えれば、多くの方にとっては、UV防御対策を優先するべきだと思います。

 

ただし、ビタミンD欠乏症の方は医師に相談してくださいね。

 

私は、ビタミンDは食事とサプリメントなどでとるようにしています。ビタミンDを豊富に含むのは魚介類で、シラス干し、イワシの丸干し、アンコウの肝などがよいようです。

 

そして、サケ(お酒じゃないですよ)。鮭は、一年中手に入り、調理法のバリエーションも多く、アスタキサンチンによる抗酸化作用もあるのでおすすめです。

 

通年、かつトータルでの、正しいUVケア習慣をしっかりと。5年後、10年後のお肌のために、ウェルエイジング道、がんばりましょうね。